キャリアの専門性とは何か?

前回のブログでは、「どこでも通用する人材になるための3つの条件」を提案しました。
今回は、3つの条件のひとつ【専門能力】についてお話します。

転職時に必要な年代別専門能力

転職するにあたり・・

  • 20代は、原則、専門性は問われません。看護師や幼稚園教諭など資格が必要な仕事や一部の理工系が例外です。
  • 30代は、上記に加えて、職種経験または業界経験のどちらかが問われます。職種経験を活かす例としては、旅行会社の法人営業をしていた方が、システム開発会社の法人営業に転職するケースがありますし、業界経験を活かす例では、旅行会社の法人営業をしていた人が旅行会社の人事になるようなケースがあります。
  • 40代は、職種と業界の両方の経験が求められます。旅行会社の法人営業を経験されてきた方は、旅行会社の法人営業にしかなれないのが現実です。

30代と40代の専門性の比較

次に30代と40代を比較します。
水色が転職可能ゾーンでして、ひとつ年代が違うだけにこんなにも選択肢が狭くなります。

以上が専門能力の基本的な考え方です。まともに仕事していると、年を経るごとに経験が増えていき、できることも増えてくるのですが、それが転職に有利に働くことはほぼありません。大事なのは専門性です!

専門性の磨き方

それでは、どうやって専門性を習得すれば効果的なのでしょうか?

  • 20代はとにかく色んな仕事をやらせてもらって自分の適性を見つける期間に充てると効果的です。職種を早く絞り込んでしまうと、自分のほんとうに可能性に気がつけない恐れがあります。
  • 30代からは自分が目指す専門性を定めて能力を磨く時期です。20代に様々な経験した中で、自分がもっとも向いている仕事を選択すればよいのです。
  • 40代以降は専門キャリアを成熟させていき、その道の第一人者を目指す期間になります。

専門性を持っている人は何歳になっても重宝されます。人生100年時代を生きていくためにもご参考にしていただければ幸いです。