若者のやりたいことを見つけるサポート方法
日々キャリアコンサルティングしていて感じることは、20代の若者に「やりたいことが見つらない」人が多いということです。
私は現在44歳ですが、20代を振り返ると、私もやりたいことが明確にありませんでした。その意味で、昔の若者と今の若者は同じではないかと思います。
違うのは時代背景です。私が20代の頃は就職氷河期で、就業先を選ぶ機会が大変少なく、選り好みせずに働かなければ生活していくことができませんでした。入社した途端に先輩からビシビシと業務を叩き込まれました。仮に辞めても次の人が比較的に見つかるので容赦がありませんでした。「やりたいことが見つらない」と悩んでいる場合ではなかったのです。
それが現在は売り手市場になり、やりたいことが見つからないのに、選択肢は豊富にあるという現実に直面しています。
恋愛に例えると、美女、美男子がずらりと並んでいる中で、誰とお付き合いするか、迷ってしまうという現象に似ています。選択肢があまりに多すぎると判断が難しくなります。悩んだ結果、誰ともお付き合いしないなんてことも起こっていきます。
では、このような状況の中で、どうすれば若者がやりたい事を見つけることのでしょうか?
当社は「価値観からアプローチする」という方法でキャリアカウンセリングをしています。
キャリアアンカーなど、いくつか有名なツールがありますが、当社ではエゴグラムテストを用いています。キャリアアンカーは8分類ですが、エゴグラムテストは何百通りの価値観を詳細に分析できますので、ものすごくフィット感があります。
新卒採用や育成などにお困りの企業様に参考になると思いますので、ご興味のある方はぜひお声がけください。
佐藤 大介(株式会社エンディングキャリア 代表取締役)
私たちは「人材紹介」と「組織風土コンサルティング」を通じて、「豊かな仕事人生」をサポートしています。私は就職氷河期に直面し20年前は失業していました。働く場所がない辛さや悲しみを心底味わいました。その後、ご縁に恵まれて幸運にも人生を切り開くことができました。こんどは私がサポートする立場で、企業と求職者の双方の幸せにつながるご縁を提供できるよう誠実に務めてまいります。