世阿弥という室町時代の能役者が遺した言葉です。

お客様が増えて事業が拡大していくと、一つ一つの取引のありがたさが薄れていきます。
効率よく仕事しようと考えて、お客様に優先順位をつけ始めます。

それも悪くないですが、
初めて受注したときの有難さ、高揚感、純粋な喜びを忘れてしまっては、
それが綻びになり、衰退に向かってしまうと思います。

これは、仕事だけの話ではありません。
結婚しようとプロポーズしたときの初心
はじめて子供を授かったときの初心
LinkedInではじめてコメントいただけたときの初心

そういう初心たちを大事にし、ときどき思い出すほうが、豊かに生きられると思います。