【問題をチャンスに転換するVol.1】~電車に財布を忘れた事例~
問題をチャンスに転換することで、いつも、前向きに、楽しく、意欲的に、充実して、生きることができます。
仕事でのパフォーマンスも高まりますので、とてもお勧めしたい考え方です。
今回は、私のプライベートの事例です。
今年の夏休み、お台場に家族で遊びに行く途中、私は財布が入ったリュックサックを電車の網棚に置き忘れてしまいました。
JRの忘れ物窓口にすぐに届出し、警察にも紛失届を出しましたが、無事に戻ってくるかどうか、気になって落ち着きません。「あぁー、なんていうことだ。現金はあきらめたとしても、クレジットカードは止めなきゃ、免許証も入れてたし来週の出張どうしよう、ポイントカード再発行できるかな・・・」と後悔しつつ、やるべき対処を考えました。
気持ちは、当然ブルーです。
しかし、隣には、お台場のレゴランドを楽しみにしている5歳の息子と妻がいます。
せっかく遊びに来たので、お金は妻に借りて、お台場で夏休みのひとときを楽しむことにしました。
さて、この問題をチャンスに転換すると、どうなるでしょうか?
私は、今回のトラブルは本当に良い機会だったと思っています。
なぜなら、私は、電車の棚に荷物を置くことのリスクを痛感したので、今後は電車の網棚に荷物を上げることはありません。今回は財布だったから良かったものの、通勤時に個人情報が入った会社PCを紛失すると大変なことになると思いました。私は今回の失敗で、将来の重大なリスクを回避することができたのです。
起こった現象を、問題と捉えるのも、チャンスとして捉えるのも、その人の解釈次第です。
もともと現象には色がついていません。問題もチャンスもその人が作り出しているということです。
一見、問題に見えることをチャンスに転換して、
今日も、前向きに、楽しく、意欲的に生きていきましょう!
佐藤 大介(株式会社エンディングキャリア 代表取締役)
私たちは「人材紹介」と「組織風土コンサルティング」を通じて、「豊かな仕事人生」をサポートしています。私は就職氷河期に直面し20年前は失業していました。働く場所がない辛さや悲しみを心底味わいました。その後、ご縁に恵まれて幸運にも人生を切り開くことができました。こんどは私がサポートする立場で、企業と求職者の双方の幸せにつながるご縁を提供できるよう誠実に務めてまいります。