
いま、リモートワークのマネジメント研修が求められています。
新型コロナウィルスの自粛行動の一環でリモートワークが一気に普及しました。パーソル総合研究所の調査によると、昨年12月現在で、リモートワークを導入している企業の割合は25%、大手企業に限っては45%という結果が出ています。このようになると、リモートワーク下で成果を上げるマネジメントができているのか?という点が非常に重要になってきます。
実際にマネジメントを担う管理職やチームリーダーは、リモートワーク下でどのような課題感を持っているのでしょうか? 当社の調査結果を【事象】と【感情】の2つのレイヤーで紹介いたします。
【事象】
・リモートワークになって生産性が低下している
・リモートワークになって離職者が増えた
・部下の状況把握や進捗確認のためのマネジメント工数が増えた
・対面時に比べて上司と部下の会話が減った
・部下からの報連相が滞っていて状況把握が難しい
【感情】
・部下がさぼっているのではないかと疑ってしまう
・組織全体の動きがつかめない
・上司からどう思われているのか評価が気になる
・パフォーマンスが低下して焦っている
・対面のときより本音が出しにくい
上記は、マネジメントする立場にある方々数名とブレストを行い、それをまとめた課題感です。どうでしょう?あなたの周りにも当てはまりますか?
当社が提供できる価値
私は10年前からリモートワークでマネジメントを行ってきました。
海外事業の責任者をしていた時は、世界6ヵ国にそれぞれ新人の部下がいるという状態で、商習慣が違う、時差があるという中で、マネジメントがうまく機能せずに苦労した経験があります。
タスクを期日までに実行しなかったり、指示と違うことをやっていたり、勝手に仕事を休んでいたりと問題は山積みでしたが、特に難しかったのは、顧客ニーズを部下を介して理解することでした。「どんなことを話したの?」、「相手の反応は?」、「どうして、その反応だったのかな?」とヒアリングしていくのですが、的を射ない答えばかりで、私はイライラして説教ばかりしていました。次第に、部下は私を恐れるようになり、心を開ない、本音を語らない、よそよそしい態度になっていきました。チームが崩壊寸前でした。
このような状況を乗り越えて、最終的には売上20億円の事業規模に成長しました。出来損ないだった私がどのようにマネジメントを改善していったのか。
最大のポイントは【多様性を活かす】ことにありました。多様性には、性別・年齢・国籍・ライフスタイル・価値観などがあり一人ひとりカルチャーが異なります。この体験をベースに企画した研修を提供いたします。
研修概要
■目的
・リモートワーク下で成果を上げるための日々のマネジメント行動を習得する
・特に多様性を成果につなげるための考え方とスキルを習得する
■ゴール
・リモートワークのマネジメントの特徴を知る
・リモートワーク下でも通用するコミュニケーションスキルを習得する
・リモートワーク下でも良好な人間関係を生み出せるようになる
■対象
・管理職やチームリーダーなどマネジメントする立場の方々
■特徴
・リモートワーク・マネジメント経験10年の講師による実践的なノウハウを提供
・特に多様性を成果につなげる方法とスキルを習得できる
・行動変容につなげることにフォーカスした参加型の研修デザイン
■期待できる効果
【マネジャー本人の効果】
・マネジメントの負担(工数)が減る
・上司部下で対面のときと同じレベルでコミュニケーションが取れるようになる
・リモートワーク環境で成果を上げるために何をどうすればよいのか明確になる
【チーム全体の効果】
・コミュニケーションの質と量がアップする
・メンバーのモチベーションが上がり、チームの雰囲気が明るくなる
・メンバーの行動が主体的になる
・チームに対してのエンゲージメントが高まる
・リモート環境でありながら、相互の信頼関係が成り立っていると感じる
研修プログラム(例)
所要時間 | 3時間 |
会場 | WEBセミナー(Zoom) |
講師 | エンディングキャリア代表 佐藤大介 |
受講料 | 15万円(税別) |
参加人数 | 15名まで |
プログラム | 1.オープニング ・チェックイン ・研修目的やアジェンダの説明 ・グラウンドルール説明 ・自己紹介 2.現状の課題感の洗い出し ・リモートワーク下のマネジメントの課題は何か? ・それに対して工夫していることは何か? 3.知識のインプット ・リモートワーク下のマネジメント事例の紹介 ・事例についてのディカッション 4.スキルの習得 ・ロールプレイやシミュレーション等 5.クロージング ・まとめ ・アクションプラン |
受講者の声
■ITサービス会社の営業マネジャー
リモートワークになった途端に、部下の行動管理が難しくなりました。対面時にはオフィスで顔を合わせるので、好きなタイミングでコミュニケーションしていましたが、リモートだと電話しても出ないとか、日報を書かないとか、統制が取れなくなっていました。この研修で、どうすればリモートワークでも部下を管理できるのかを学び実践していますが、コミュニケーションがとてもスムーズになり、いい感じになってきました。
■食品メーカーの商品開発マネジャー
リモートワークになって、やりにくさを感じていました。商品開発はアイデアが大事ですが、リモートワークになって一気にしぼんでしまった感じがしました。よくよく考えると、雑談する中で企画が生まれることが多かったのですが、リモートワークでそれがなくなったことに気がつきました。この研修でリモート下でのファシリテーションのやり方をつかんでからは良い方向に向かっています。
■OA機器メーカーの人事担当者
経営方針によりリモートワークを実施することになりましたが、現場マネジャーからは「やりにくい」とか「無理」という戸惑いの声が挙がっていました。リモートワーク環境を整えるのが人事の役割でしたがノウハウがありませんでした。エンディングキャリアさんに相談して、課題感のヒアリングから研修デザインまでを支援していただきました。
研修導入の流れ
1.お問い合わせ
フォームよりお問い合わせをお願いします。
2.ニーズのヒアリング
御社のマネジメント課題やその課題をどうしたいのか、ニーズをヒアリングさせていただきます。
3.研修の企画・提案
お聞かせいただいたニーズに応えられる研修を企画・提案いたします。
4.研修実施
原則、オンラインで実施します。
5.研修後の打ち合わせ
研修を振り返り、効果的なアフターフォローのやり方を検討します。
お問い合わせはこちら
※送信ボタンを押すことは、個人情報の取り扱いに同意したとみなします。
スタッフ層向けのリモートワーク研修
スタッフ層向けには、アサーティブコミュニケーション研修を提供しています。リモートワーク環境下での仕事が一般化していく中、対面時と比較して、共感力や傾聴力、アサーティブなコミュニケーション力が重要になってきます。それらを補うための研修です。こちらは、SECUREBASEさんとの共同開催でのご提供になります。詳しくは下記ページをご覧ください。
